廉潔・コンプライアンス体制

現在位置:ホーム> 投資家情報(IR) > 廉潔・コンプライアンス体制

内部通報制度概要

1.目的:

1.1. 渝太グループは、誠実・法令順守・公正・透明という企業倫理を大切にしています。グループ各社における不正・違反行為について、社員だけでなく、取引先を含む外部の皆さまからの通報も受け付けています。

1.2. 本方針は、通報制度および通報者保護に関する渝太グループの基本姿勢を明確にし、不正行為などの通報手続きや対応方針を定めたものです。

1.3. 本方針は、渝太グループおよびその子会社の役員・従業員に適用されるほか、当社と取引関係にある第三者(例:顧客・供給業者)にも適用されます。また、共同事業やパートナー企業にも、同様の方針の導入を推奨します。


2. 通報対象事項:

通報者(社員および第三者を含む)は、渝太グループに関わる不正行為やその他の違反行為について、以下の内容を通報することができます。

2.1. 渝太グループの「廉潔自律・反商業賄賂規程」に反する行為(企業倫理、利益相反、公正な競争、反賄賂、雇用機会の平等、営業秘密・個人情報の保護などを含む)。

2.2. 職務上の地位や権限を利用し、会社の資産・資金を横領・窃取・詐取・流用するなどの不正・違法行為。

2.3. 社員・顧客・サプライヤーに不当な要求を行う、または賄賂の授受を行う行為。2.4. 社員の親族や知人が関係取引に関与する、または同一部署で直接の上下関係にある場合など、利益相反を招く行為。

2.5. 社員・顧客・サプライヤーから私的に金銭を借りる、または私物の購入を依頼する行為。

2.6. 会社の利益に影響を及ぼす可能性のある顧客・サプライヤー・同僚・部下などから、500元を超える贈答品(誕生日・婚礼・弔事・土産などを含む)を受け取る行為。

2.7. 財務報告や内部統制に関する違反行為。

2.8. 刑事犯罪、またはその他の法令・規制に違反する行為。

2.9. 顧客を欺き、私的利益を得ようとする行為。

2.10. 会社の営業秘密を漏えい・販売・交換する行為。

2.11. その他、舞弊・違法行為・商業倫理に反する行為。


3. 通報者保護方針:

3.1. 秘密保持:法令による開示義務や司法機関への移送が必要な場合を除き、通報内容および関連資料は厳重に管理し、外部に漏えいしません。通報者の個人情報も厳格に保護し、通報用メールなどの閲覧権限は専任管理者のみに限定します。

3.2.報復防止:本方針のもと正当に通報した方に対し、不当解雇・降格・嫌がらせなどの不利益が生じないよう保護します。通報者・証人への報復行為が確認された場合は、厳正に処分します。

3.3. 実名通報の推奨:事実確認や結果報告を円滑に行うため、実名での通報を推奨します。

3.4. 匿名通報:希望される場合は、匿名での通報も受け付けます。


4. 通報方法:

4.1. 郵送による通報:〒610000中国四川省成都市武侯区中海国際中心C棟10階 渝太グループ(董事長/監査・監察部宛)

4.2. 電話での通報:(86)028-67678625

4.3. メールでの通報:[email protected]

4.4. オンライン通報:下部の「オンライン通報フォーム」からお送りください。

4.5. 取次通報:社員の直属上司または部門責任者が不正に関する通報を受けた場合は、速やかに監査・監察部へ報告し、移送しなければなりません。

4.6. ご案内:通報以外のお問い合わせは、渝太グループ 全国サービス監督ホットライン(86)028-67678625までご連絡ください。


5. 調査および処理:

5.1. すべての通報案件について、通報元・受付日時・内容・調査経過・処分結果などの情報を監査・監察システムに記録します。

5.2. 監査・監察部は通報を受領後、提出された資料に基づき予備審査を行います。

5.3. 予備審査の結果、不正の疑いがある場合は、監査・監察部長による確認を経て董事長の承認のもと、正式な調査を開始します。調査は、関連文書の確認、社員・取引先など関係者へのヒアリングを含みます。

5.4. 調査終了後、監査・監察部は調査報告書を作成し、董事長の承認を受けます。違反行為が確認された場合は、処分案も併せて提出し、承認を得ます。

5.5. 査の結果、国家法令に違反し、汚職・贈収賄など刑事犯罪の疑いがある場合は、公安機関へ届け出ます。社内規程(廉潔自律・反商業賄賂規程など)に違反した場合は、渝太グループの規定に基づき、解雇(補償なし)、降格・減給、戒告、社内通達などの処分を行います。

5.6.通報内容が事実と認められた場合は、社内外を問わず、通報者の協力状況・影響度・損失回復への貢献などを総合的に考慮し、報奨を行います。通報者の個人情報は厳重に管理し、秘密を保持します。


6. 虚偽通報について

通報は、事実に基づき誠実に行われなければなりません。虚偽または悪意による通報が確認された場合、渝太グループは法令に基づき、通報者に対して法的責任を追及する権利を有します。社員による虚偽通報が判明した場合は、懲戒解雇を含む処分を行うことができ、補償は行いません。